金券ショップやチケットセンターで店員さんに聞くと教えてもらえる、クレジットカードのショッピング枠を利用して現金を手にできる「クレジットカードのショッピング枠現金化」という方法ですが、実はクレジットカード現金化は違法じゃないというのが実際のところです。
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クレジットカード現金化とは?
クレジットカード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を利用して、チケットやモノを購入して換金して金券ショップや特定のショッピング枠現金化業者で現金をもらうという方法です。
クレジットカードのキャッシング枠は審査が厳しい?
本来カードを利用して現金を手に入れる場合はクレジットカードのキャッシング枠を利用するのですが、キャッシングはショッピング枠に比べてクレジットカードの審査が厳しいためショッピング枠50万円でもキャッシング枠は0円というカード所有者もいます。
そのためクレジットカードの現金化という方法が現実的に使用されているのです。
現金化を目的としたクレジットカードショッピング枠の利用は違法ではなく違反になる
クレジットカードの現金化を目的としたクレジットカードのショッピング枠の利用を規制する法律は2018年2月の時点ではないらしいです。
つまり違法ではないということになりますが、クレジットカードの利用規約の中では禁止されているため規約違反になります。
クレジットカード現金化を使う理由は?
クレジットカード現金化を使う理由は、カード所有者の信用枠の問題、現金化を行うお店の利益、現金化を行うお店のその他の営業目的などがあります。
カード所有者の信用枠の問題
カード所有者の信用枠の問題とは、ショッピング枠はキャッシング枠に比べて比較的簡単な審査でカードを作成することができます。
しかし、キャッシング枠となると利用状況や総量規制の問題で枠が非常に制限されてしまい、主婦やフリーター、学生のクレジットカードはキャッシング枠はついていないことがあります。
クレジットカード現金化を行うお店の利益
クレジットカード現金化を行う金券ショップなどのお店は優良店の場合、通行券などを90%~95%で換金を行ってくれるようです。
金券ショップは独自ルートで買い取った通行券などを流通させることができるため、券を買取れば買い取るほど利益につながるわけです。
クレジットカード現金化を行うお店の営業目的
ホームページなどでクレジットカード現金化を行っている会社も存在しますが、その中にはカード情報や顧客情報を名簿屋に売ったり、犯罪目的に使用する悪徳店も存在します。
もちろん全てがそうというわけではありませんが、中にはお客にカードを利用するだけさせて商品や現金を渡さない詐欺業者も存在します。
クレジットカードショッピング枠現金化のリスクは?
クレジットカード現金化はたしかに違法ではありません。
しかし、最悪の場合は違法という結果になる可能性もあるかもしれません。
ショッピング枠現金化の詐欺被害者は誰にも相談できない
お客はこの件をカード会社や弁護士に相談してもデメリットしかありません。
カード会社の規約違反を行ったあなたは、最悪の場合カード会社を騙した詐欺罪に問われる可能性もあります。
少なくとも相談した時点であなたのクレジットカードカードは利用停止になるでしょう。
ショッピング枠現金化がカード会社から審査を受けて利用停止
ショッピング枠現金化による一番多いリスクは、カード会社の利用状況審査によってクレジットカードの利用が制限または停止されてしまうことです。
ショッピング枠現金化を行った数日後にカード会社から利用状況の確認がはいったら危険信号です。
ショッピング枠現金化によって自己破産や債務整理できない可能性がある
自己破産の免責が認められない事案として、クレジットカードのショッピング枠現金化による負債という項目があります。
借金をきれいにする最終手段の自己破産や債務整理への道が使えなくなる可能性があるということですね。
最終的には、いくらかの免責で認められる場合が多いらしいですが・・・
まとめ
緊急でお金が必要で、なおかつクレジットカードのキャッシング枠がない人にとってはクレジットカードのショッピング枠の現金化の利用はたしかに違法ではないかもしれません。
しかし、使用した分の利用額をリボ払いした場合は現金化業者の手数料を差し引いた場合の返済額を計算すると法定利率を超えた超高金利となります。
継続利用した場合はさらなる金欠状態になり、多重債務や破産への近道となってしまうことを覚悟してください。